靴について

知っておきたい靴のこと

靴の選び方自分の足に合う靴の選び方(応用編)

自分の足に合う靴の選び方(基礎編)では、基本的な選び方や試し履きのポイントをご紹介しました。こちらの記事では、人それぞれに違いがある「形や幅」また「お悩み別」での靴の選び方について触れていきたいと思います。

先ずはご自身の足長や足幅など、正しいサイズを選ばれることが大切になりますので、下記をご参考に確認してみて下さい。

◆基本の計測方法はこちら
https://www.moonstar.co.jp/aboutshoes/article/size/basic.html

◆自分の足に合う靴の選び方(基礎編)はこちら
https://www.moonstar.co.jp/aboutshoes/article/select/post-4.html

 

外反母趾

つま先にゆとりがあり かかとと甲で靴と足がフィットする靴が良いでしょう。
外反母趾の多くは、親指の付け根から小指の付け根にある横のアーチが落ち込み足幅が広がることが原因の一つです。ですので、足裏の横のアーチが広がらないように支えてあげることが大切になります。靴ひもやベルトで締められる靴が良く、また靴ひもで結ぶ場合は、痛みのある足先側は適度に緩め真ん中あたりをしっかりと締めるようにしましょう。
靴に備わっているインソールもポイントとなります。足裏に沿うように立体的な構造でアーチを支えてあげられるようなものだと、なお良いでしょう。別売りの機能性インソールに取り換えるのも効果的かと思います。

痛みがある方は、アッパー材はやわらかく伸びる素材の靴を選んであげると足当たりが良いかと思います。

靴の選び方__自分の足に合う靴の選び方(応用編)_01.jpg靴の選び方__自分の足に合う靴の選び方(応用編)_02.jpg

 

偏平足

かかと部分がしっかりした作りで甲回りが紐やベルトで締められる靴が良いでしょう。
偏平足は、土踏まずが落ち込んでいる状態ですが、足裏の親指の付け根からかかとにある内側の縦のアーチを支えてあげることが大切となります。それには、かかとが安定していることが関わってくるので、ぐらつかないようかかと部分と土踏まず部分をサポートできる靴、例えば靴底にシャンク(土踏まず部分に内蔵された硬い芯)を備えた靴を選ぶと良く、また疲労軽減にも役立つかと思います。
外反母趾同様に、インソールでサポートをしてあげても良いかと思います。

靴の選び方__自分の足に合う靴の選び方(応用編)_03.jpg  

足幅が広い

靴幅が広くつま先部もゆとりがあり足指が動かせるようなタイプが良いでしょう。
靴には足長だけでなく、足幅にもサイズがあります。一般的には、2E(EE)が標準となりますので、3E(EEE)以上の幅が広い靴を選ばれると良いでしょう。
先ずは、ご自身の正しいサイズを知ることから始められて下さい。

◆基本の計測方法はこちら
https://www.moonstar.co.jp/aboutshoes/article/size/basic.html

靴の選び方__自分の足に合う靴の選び方(応用編)_04.jpg

 

足幅が狭い

靴幅が細めで、かかとが高すぎない靴が良いです。
足幅が狭いかたは、パンプスなど靴の中で前滑りをする場合が多くそちらが原因で足が痛くなることがあります。靴ひもやベルトをしっかり締めたり、前滑り防止用のインソールやパッドなども市販で売られていますので、ご活用頂くのも一つですが、前述の通り、先ずはご自身の正しいサイズを知ることから始められて下さい。

 

甲が高い

靴ひもやベルトなど、痛くならないよう甲を覆う部分が調整できる靴が良いでしょう。

 

甲が低い

履き口回りがフィットするデザインが良いでしょう。甲が低い足は靴がパカパカして前滑りをおこし足先が痛くなることがあります。履き口回りがフィットするよう、市販のクッション材を入れてみるのも良いかと思います。

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