靴について

知っておきたい靴のこと

靴紐の通し方革靴の紐の通し方 (パラレル)

靴のフィッティングに重要な役割を持つ靴紐。簡単に着用感を調整できる靴紐には、靴のタイプに合わせたいくつかの紐の通し方があります。この記事では革靴の代表的な通し方である「パラレル」をご紹介します。

パラレルの特徴

紐が平行に並ぶ通し方。「シングル」と同じく、ビジネスやドレスシューズによく用いられます。シングルと比較すると手順は少し複雑な一方、左右均等に締まりゆるみにくいことが特徴です。

 

パラレルの通し方手順

パラレルでは縦に並んだシューホールが偶数か奇数かで、左右の割合が異なります。今回は奇数の5つ穴の革靴だったので、先に通す方(赤側)が少し長くなります。

0630靴紐の通し方_パラレル-02.jpg

 

まず片方の紐を一番つま先側の穴(1)の、表から裏に通します。

0630靴紐の通し方_パラレル-03.jpg

 

そのまま反対側つま先から二番目の穴(4)の、裏から表に通します。

0630靴紐の通し方_パラレル-04.jpg

 

次に反対端の紐()を一番つま先側のもう片方の穴(2)の表から裏に通し、そのまま反対側つま先から三番目の穴(5)の、裏から表に通します。

0630靴紐の通し方_パラレル-05.jpg0630靴紐の通し方_パラレル-06.jpg

 

(4)に通した紐()を、反対側つま先から二番目の穴(3)に表から通し、そのまま反対側つま先から四番目の穴(8)の、裏から表に通します。

0630靴紐の通し方_パラレル-07.jpg0630靴紐の通し方_パラレル-08.jpg

 

(5)に通した紐()を、反対側の(6)に表から通し、反対側の一番足首側の穴(9)の裏から表に通します。

0630靴紐の通し方_パラレル-09.jpg0630靴紐の通し方_パラレル-10.jpg

 

(8)に通した紐()を、反対側の(7)に表から通し、最後に残った反対側の一番足首側の穴(10)の、裏から表に通します。

0630靴紐の通し方_パラレル-11.jpg0630靴紐の通し方_パラレル-12.jpg

 

最後に蝶々結びをしたら完成です。

0630靴紐の通し方_パラレル-01.jpg

SHARE

  • Facebook
  • Twitter