足の構造は年齢や性別、育った環境など様々な要因によって異なると言われています。自分の足について知ることは自分に合った靴を選ぶうえで重要です。ここでは成人の足の構造とその役割をご紹介します。
足には三つのアーチがある
足には三つのアーチがあり、歩行時にはクッションの役割を果たします。筋力や靱帯が弱くなり、アーチが低下してしまった状態が"偏平足"と呼ばれています。
つま先形状の分類
一般的に成人の足は「エジプト型」、「ギリシャ型」、「スクエア型」の三種類の型に分類されます。足長や足囲が同じ足でも、つま先形状によってフィッティングが異なるため、自身のつま先の型を考慮した靴選びが重要になります。
足の左右差
一見左右対称に見える私たちの足ですが、ほとんどの人は左右で長さや形が異なっています。靴を選ぶときは片方の足だけで判断するのではなく、両足試し履きをしてフィット感を確認することが大事です。
足は第二の心臓
足には歩行することで血液を心臓まで循環させるポンプのような役割があります。足に送られた血液は重力で心臓に戻りにくいため、歩いたり運動することが血液の循環に良い影響を与えます。