靴は多種素材を使用しているため不要になった靴をリサイクルすることは難しいのが現状です。
一般的には家庭ごみとして出しますが、ごみの焼却にかかるCO2削減を考えると、ただ捨てるのではなく、その他活用できる方法があればエコな取り組みに繋がるのではないかと思います。こちらでは、ご自身でできる取り組みや活用方法、またムーンスターでの取り組みなどもご紹介させて頂きます。
靴のリサイクル
前述の通り、靴は主にアッパー材に布、革、合成皮革、合成繊維を、ソールにはゴム、プラスチック、ポリウレタン素材など、様々な種類が使われ、またその組み合わせや接着仕様により分解しパーツごとにリサイクルゴミとして出すのが難しいといわれています。そのため、一般的には燃えるゴミとして扱われることが多いようです。
参考:靴の処分方法
https://www.moonstar.co.jp/aboutshoes/article/cat418/post-3.html
リサイクルやリユースをご希望の場合は、下記などを活用されると良いかと思います。
・支援団体などへの寄付
海外の発展途上国や国内の児童養護施設などへ寄付をする方法があります。 破損がなく十分に履ける靴が望ましいです。
・靴購入時に下取り可能な販売店を活用する
ムーンスターが取り組むリサイクル
リサイクルシューズを製品化
ペットボトルの再生素材「エコペット®」を採用し、地球に優しいエコシューズづくりに取組んでいます。
靴材のリサイクル
ムーンスターの自社工場では、余った靴材におけるリサイクルも推進しています。
生産過程で余ったゴム材は再度練り直し再利用をしたり、ベルトコンベアなど靴以外のゴム製品として他社で生まれ変わることもあります。
廃材などの産業廃棄物は、天然ガスよりもCO2の排出量を抑えられると言われる固形燃料となりボイラーの燃料として使用されたり、サーマル リサイクルとして燃料の再利用をするなどの努力もしています。
靴製品以外にも、廃材のリサイクルや品質向上を目指し廃棄を減らすなど"廃棄物ゼロエミッション※"を掲げ、最終埋め立て処分量をゼロとなるよう、日々取り組んでいます。
※当社ではリサイクル率99.5%以上をゼロエミッションと定義しています。
靴のリユース
ファーストシューズ
思い出の多いファーストシューズは、キレイに洗い飾ったり小物を入れたりと活用方法も多いでしょう。初めて履いた靴が身近に飾られていると、お子さんにも喜んでもらえるかもしれません。
靴の箱
靴の箱は丈夫な作りのものが多く、収納面で役立つことがあります。下記用途は参考になさって下さい。
・収納ボックス
・文房具等身の回りの整理に
ムーンスターの東京オフィスはフリーアドレスなので、箱に仕事で必要な文具、カタログなどをまとめて持ち歩く社員もいます!
・子供の工作等作品を収納、または工作の材料として活用