子どもが長い時間を共に過ごす上履き。
大人以上に汗をかく子どもの靴は、汚れや湿気がたまり雑菌が繁殖しやすい環境です。足の健康のためにも汚れを定着させないためにも、洗ってきれいにしましょう。ここでは、基本的な上履きの洗い方についてご紹介します。
①つけ置き洗い
バケツに、靴用洗剤もしくは中性洗剤を入れたぬるま湯(40℃程度)を張り、靴をつけて1時間ほどおきます。洗剤は多すぎたり、すすぎが不十分だと変色の原因になるので、記載されている使用量を守りましょう。
②ブラシ洗い
柔らかいブラシで軽く洗います。内側に汚れがたまらないように、中から外へかき出すように洗うのがコツ。とくに汚れる中敷は念入りに洗いましょう。ブラシが届きにくい内側のつま先部分は、使わなくなった歯ブラシを使うと便利です。
③すすぎ
バケツにきれいな水を張り、靴を入れて洗剤の泡が出てこなくなるまで念入りにすすぎましょう。
④乾燥
水気をしっかりときってから風通しの良い場所で陰干しします。中の水が外へ出やすいように、かかとを下にして壁などに立てかけるといいでしょう。中に不要なタオルなどを詰めて形を整えて干しますと、水気がきれやすく、変形も防ぐことができます。
直射日光やドライヤーでの乾燥は、変色や変形の恐れがあるので避けましょう。