靴について

知っておきたい靴のこと

靴の素材ライニング(裏材)の種類

ライニングとは靴のアッパーの裏側(肌に接する面)のことを指します。
耐摩耗性や吸放湿性、摩擦係数などの機能が要求されるライニングの素材について、代表的な種類をご紹介します。

天然皮革

耐久性が高く、破れにくい素材である。
メンテナンスをしっかり行うことでより長く使用することができ、足の形状に馴染んでいくため履き心地も増していく。

豚革

摩擦に強く、軽量で通気性にも優れるためよく使用される。柔らかい素材のため、腰裏に使用されることも多い。

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牛革

見た目に高級感があり、高価な革靴に使用されることが多い。吸湿性にも優れている。

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馬革

非常に丈夫で軽く、通気性にも優れている。柔らかい素材のため、腰裏に使用されることも多い。

山羊革

羊皮より充実した繊維構造を持つため強度が高い。耐摩耗性にも優れている。

羊革

柔らかさが特徴で、断熱効果も高いため防寒用にも多く使用される。

ムートン

羊の毛皮をそのまま鞣したもの。保湿性、保温性、衝撃吸収性など多くの点で優れている。

合成皮革

雨などの水やキズに強く、メンテナンスの手間が少ない。伸縮性、柔軟性に乏しく、フィット感は天然皮革と比べると劣る。
経年劣化によりひび割れが起きることがある。

靴の素材_ライニング_4.jpg天然繊維

通気性が良いためカビが生えにくい、柔らかく履き心地が良いなどの特徴がある。
天然皮革と比較すると、傷みやすく破れやすい。

綿

吸湿性に優れ、靴のみならず衣類でも多く使われる。

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水分の吸収と発散が早い。

合成繊維

ナイロン

素材を網目状(メッシュ)に編むことで隙間ができ、通気性や放熱性が良くなるため足の蒸れを軽減することができる。スポーツシューズ、ウォーキングシューズに多く採用される。

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アクリル

動物の毛を模したフェイクファーやボアの材料として使用され、保温性も高い。伸縮性、耐久性に優れている。

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