様々なシーンで履く機会のある革靴。その種類は多く、「革靴の種類」についても解説しました。今回は冠婚葬祭で適している革靴ををご紹介します。
◆革靴の種類についてはこちら
https://www.moonstar.co.jp/aboutshoes/article/type/leather-shoes.html
冠婚葬祭での靴選び(男性)
男性の結婚式とお葬式の両方での着用に格式が高くおすすめの革靴は、つま先がストレートチップであり、羽根のデザインが内羽根のものです。
ストレートチップ
甲からつま先にかけた部分に横一文字の切り返しの線が入ったデザインのもの。切り返しよりも前のつま先部分にしわが付きにくいため、美観を保ちやすい特徴があります。ドレスシューズの基本であり、冠婚葬祭に最も適していると言われています。
内羽根
内羽根とは、羽根(レースステイ)が、甲の部分と一体もしくは甲の前部分の革に入り込んでいるパターンの靴。内羽根は外羽根よりもフォーマルであり、一般的に冠婚葬祭や室内執務に適しています。「上品さ」「落ち着き」といったエレガントな印象を与える仕様。「バルモラル」と呼ばれることもあります。
葬儀でのパンプス選び(女性編)
葬儀の場ではシンプルで装飾のないデザインが好ましいです。つま先が丸い「ラウンドトゥ」や角張った「スクエアトゥ」が一般的です。また歩いても音がなりにくい太めのヒールがおすすめです。
葬儀での靴選び(子供編)
合皮など光沢の少ない黒·ダークグレー·ダークネイビーといった落ち着いた色味のものがおすすめです。フォーマル感も大切ですが、子どもの歩きやすさや履き心地を最優先に考え、シンプルなデザインであればスニーカーも適しています。