靴について

知っておきたい靴のこと

靴のメンテナンス長靴のお手入れ

雨の日のお出かけやアウトドアなどに活躍するレインブーツやラバーブーツ。
履いた後は泥汚れなども気になります。また素材の特性として、長期保管によるひび割れや表面が白くなることもあり、正しくお手入れをすることが長持ちのポイントに。
ここでは、レインブーツやラバーブーツの基本的なお手入れ方法についてご紹介します。

用意するもの:使い古しの布(汚れ落とし用)、乾いた布(コーティング用)、ブーツキーパーもしくは保型芯、消臭剤、艶出し剤

 

長靴のお手入れ

① 汚れ落とし

水または40℃以下のぬるま湯で使い古しの布などを使い優しく汚れを落とします。
汚れがひどい場合は、バケツの中や流水で洗い流しながら汚れを落としても良いですが、中に水が入らないよう気をつけます。中に水が入ると乾きにくくなり、カビの原因になることがあります。(特に冬用の防寒に起毛素材を用いたもの)

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② 陰干し

風通しの良い場所で陰干しします。その際は、折り曲げずにまっすぐ立たせて乾かします。折れ曲がったところから、ひび割れを起こしやすくなるので注意しましょう。

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③ 保管

しっかり乾いたら内側に消臭剤をし、ブーツキーパーをお持ちであれば形を整え保管します。
ブーツキーパーをお持ちでない場合は、あらかじめブーツに詰めてあった保型芯でも大丈夫です。②と同じく、折り曲げずに保管しましょう。

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白化、表面が白っぽい場合は?

白化(はっか)とは

ゴム製の長靴は、ご使用中並びに保管中にゴムの表面が白っぽくなることがあります。これはブルーミングとも言われていますが、製造段階で添加した配合剤が表面に滲み出てきたものでご使用には影響ありません。
市販のゴム用艶出し剤やコーティング剤で拭き上げると綺麗になります。

(その他にフロスティングと言われる白化もありますが、オゾンなどが原因でできた細かな傷のため、こちらは拭き上げても綺麗になりません。購入時に同じくゴム用艶出し剤やコーティング剤を施しておくと白化を抑制することはできます。)

 

① 拭き上げ

靴売場などで売られているラバーブーツ用の艶出し剤を使用し乾いたタオルで拭き上げます。
ホームセンターやカー用品売場などで売られているゴムタイヤ用の艶出しに用いるコーティング剤も効果的です。定期的に塗布することで表面がきれいになり劣化を抑制することにも繋がります。

注意点として、必ず「水性」のものをご使用下さい。ゴム素材は油性に弱くゴムを劣化させる原因にもなります。また滑る危険もありますので、靴底には塗布しないようにして下さい。

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