SDGs

SDGs (Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現を目指す世界共通の目標です。
2030年を達成年限とし17の目標と169のターゲットから構成されています。
ムーンスターは“すべての人々の「笑顔」と「しあわせ」のために”を経営理念として、全てのお客様が「笑顔」になれる靴、「しあわせ」を感じる靴をお届けできるよう全社一丸となって取り組んで参ります。
そして、環境に優しい事業活動を全員参加で取り組み、人と地球に優しい循環型社会の形成と環境保全に努めます。

企画研究開発

株式会社ムーンスターの本社は、2000年12月1日付けで国際標準化機構(ISO)が定めた国際規格の環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得いたしました。

この度(財)日本品質保証機構の認証を受けたのは、本社及び本社工場(福岡県久留米市)の靴の開発・設計及び製造に関してです。ISO14001の取得で、環境管理システムの国際規格の認証を受けたこととなります。ムーンスターは、かねてより環境問題が深刻となり企業としての迅速な取り組みが急務となる中、リサイクルの難しいゴム製品を扱っているメーカーの社会的責任として、弊社の特性を生かした「環境方針」を定めるなど環境問題の改善に努めてまいりました。具体的には、以下の取り組みに特に注力いたしました。これらが評価され、今回の認証に至りました。

  1. 環境負荷低減型の商品開発

    エコ素材や非塩素系素材の使用をはじめ、商品の耐久性アップ、
    お客様の使用後の廃棄等を考慮した「地球にやさしい商品」の開発

  2. 資源の有効活用

    ゴム工業の特質として電力及び熱エネルギーを多く使用するため、省エネルギー活動を推進

  3. 廃棄物の削減

    全社的に産廃発生状況の把握と管理を行い、合理的な産廃削減の取り組み

  4. 環境関連法の遵守

    排水・排気の安全性を考慮した設備及び工程の改善を実施するとともに、
    日常管理の充実及び緊急時の対策に万全の体制を構築

弊社では、今回のISO14001の認証取得を機に、環境マネジメントシステムに基づいた環境の継続的改善に努めてまいります。また、海外の関連工場を含めて環境マネジメントシステムの考え方を浸透させ、環境と健康のための製品作りに邁進し、環境保全への自主的な取り組みを強化していく所存です。

2020年7月1日
株式会社ムーンスター
代表取締役社長 井田 祥一

環境方針

株式会社ムーンスターは、“すべての人々の「笑顔」と「しあわせ」のために”を経営理念として、全てのお客様が「笑顔」になれる靴、「しあわせ」を感じる靴をお届けできるよう全社一丸となって取り組んで参ります。そして、環境に優しい事業活動を全員参加で取り組み、人と地球に優しい循環型社会の形成と環境保全に努めます。
  1. 事業活動による環境影響を把握し、環境目的・目標を定め、定期的な見直しを行い、環境の汚染予防と継続的な改善に取り組みます。
  2. 環境法令・協定及び同意するその他の要求事項を遵守します。
  3. 靴の開発から生産、消費、廃棄に至るすべての段階に考慮した環境負荷の低減を図っていきます。
  4. 環境負荷低減型の商品作りを進めます。
  5. 省エネルギー、省資源、廃棄物の削減及びリサイクルの推進に努めます。

この環境方針は、社内に周知徹底するとともに一般の方々にも公開します。

2020年7月1日
株式会社ムーンスター
代表取締役社長 井田 祥一

 

非塩ビ素材

近年、ダイオキシン等による環境汚染が深刻さを増し、その発生源と言われている塩化ビニール製品が問題視されています。当社ではいち早くこの問題に取り組み、多岐にわたる分析調査の結果、独自の新技術により、地球に優しい非塩ビ素材を開発致しました。その総称を「バイオプラス」("生態系にとってプラスとなる要素"の意)とし、靴材料に積極的に採用しています。

BIO-PLUSの代表的靴材

ベステック底 (BIO-PLUS V)
非塩素系でクリーンな靴底材。
あらゆる靴底材の中でも耐久性、耐摩耗性、耐油性、軽量性に優れています。
特殊TPE底 (BIO-PLUS E)
非塩素ポリマー系で炭素と水素とわずかな酸素からなるクリーン素材です。
耐久性、耐摩耗性は塩ビ並です。
特殊TPR底 (BIO-PLUS R)
非塩素ポリマー系のクリーン素材です。
耐寒性、防滑性、弾力性に極めて優れており、子供向け靴底材に適しています。

リサイクル

限りある資源を有効に使用するため、ペットボトルから再生された繊維である「エコペット」を靴材に採用し、リサイクル運動に積極的に参加しています。
※エコペット(TM) - ペットボトルリサイクル繊維 (TEIJIN)

 

環境活動レポート

当社環境活動レポートを公開しております。
環境活動レポート2023    2023年8月3日作成