株式会社ムーンスター

  株式会社ムーンスター（本社：福岡県久留米市、社長：猪山 渡）は、凍結した路面の凹凸を立体的にとらえて高い防滑性を実現する靴底「3Ｄスペラン」搭載の新作となる透湿防水モデルを10月下旬より発売いたします。

  スペランソールは1985年、ピン付きのスパイクソールが雪寒地向けの主流であった頃、氷上でも滑らない白熊をヒントに独自開発、日本初の氷に刺さるガラス繊維入り防滑ソールの靴として誕生しました。ガラス繊維を垂直に配置することで、特に氷上防滑に優れ、雪路面や、溶けた状態の氷路面で高い防滑性を発揮します。2011年には、柔らかいムービングラバー（スポンジ層）を内蔵した積層構造にすることで、ガラス繊維と竹繊維を配合したラバーソールが柔軟に変形し路面の凹凸を多面的にとらえ高い防滑性を実現。水膜除去、およびムービングラバーの可動域を増やすためにソールに溝をつくり機能を高めました。（下記図参照）

  新作モデルは接地面より4㎝の静水に8時間耐える防水性を維持しながら、通気性に気を配り、アッパーに特殊ポリウレタンフィルムを使用した高性能素材SAITOSRを採用し、汗の蒸気を発散し、ムレ感の少ない快適な靴環境を実現しました。
※SAITOSRは小松精練㈱が開発した特殊ポリウレタンフィルムを使用したハイスペック素材です。

  当社は1956年に南極観測隊より依頼を受け、マイナス20度以下の極寒に耐える国産の特殊防寒靴を開発、試行錯誤の開発の末、日本隊はもとより海外隊の間でも高く評価を頂きました。その防滑ソールは以後57年、雪寒地の皆様の足元を守る「スペラン」ソールとして進化を続けています。（スペランはSUPER　ANTI-SLIPの略語）

◆路面の凹凸を立体的にとらえる三次元スパイク　「3Ｄスペラン」

◆商品概要

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