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2016年9月30日

運動会直前でも間に合う! 「一週間でかけっこが速くなる方法」店舗

 

いよいよ今年も秋の運動会シーズンの到来。楽しみな行事である半面、走るのは苦手で憂鬱なお子さまも少なくないはず...。

でもご安心ください!今からでもちょっとしたコツをつかめばかけっこが速くなる方法があるのです。

そんな大事な3ポイントを有限会社 WIN AGENT「体育指導のスタートライン」福井先生、永野先生に伺いました。

 

 

①「手はたまご、ヒジはくの字」のおまじない

 

皆さんは走る時、手をぎゅーっと握っていませんか?強く握った方が力強く走れそうに思えますが、実は逆効果...。

手は優しくたまごを握るような感覚で!

手元をリラックスした形にすることで力み過ぎず腕が良く動くようになります。

 

併せて覚えて貰いたいのはヒジのカタチ。

曲がりすぎや伸びすぎはNG。それではスムーズに腕を振ることが出来ません。

ひらがなの「く」の字になるよう意識して、前に出すのではなく軽く脇をしめ後ろに強くヒジパンチ!前や横にパンチは×

 

これ正しい腕の振り方。

足を速く動かす事に専念しがちですが、実は正しい腕ふりが出来ると自然に足も良く動くようなるのです。

 

スタート前には「手はたまご、ヒジはくの字」のおまじないを思い出してみましょう。

  

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 ▲手はたまごを握るように

 

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 ▲ヒジの形は「く」の字

 

 

 

②スタートの構えはななめ前に矢印を引っ張る

 

「よーい!」の声がかかったら、スタートの姿勢を取りますが、その姿勢にももちろん素早くスタートダッシュが出来る良い姿勢があります。

 

 

[良いスタートの姿勢とは?(スタンディングスタートの場合)]

・頭の中心から矢印が出ているイメージを持ち、

 その矢印を斜め前に引っ張られる意識を持つ。

 矢印は「よーい!」で後ろに出した足から頭の先まで一直線!

・前に出した足の膝はしっかり曲げて重心を掛けましょう。後ろの足はつまさきを地面に軽~くちょんと付ける程度でOK。

 

 

手とヒジはもちろん「たまごとくの字」ですが、前に出ている手と足が一緒になっていないかもチェックしてみましょう。

スタートが上手くきれると、最後のゴールまで上手に走る事が出来るはず

 

 

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▲悪い姿勢の例①

 

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▲悪い姿勢の例②

 

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▲いいスタート姿勢

 

 

 

③スタートの合図に耳をすませて

いよいよ勝負の瞬間、スタート。

先生のピストルや笛の合図でスタートしますが、合図する先生をじっと見ていてはスタートダッシュが遅れてしまいます。

特に短距離走では足が速くても、このスタートダッシュの遅れが致命的...。

 

素早く反応するために目線はまっすぐ前に向け3歩先を見て、「耳だけ」を使って「どん」の合図に反応し走り出しましょう。

事前に「どん」の合図で走り出す練習をして瞬発力を高める事も大変効果的です。

 

 

[練習方法]

・二人一組になり、ひとりが「どん」の合図を出す。

・もう一人は後ろ向きに体育座りをして「どん」の合図で立ち上がり正面を向いて走り出す。

(練習を行う際は、まわり人やモノにぶつからないよう気を付けて行ってください。)

 

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▲スターターを見るのはNG

 

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▲まっすぐ3歩前を見て準備します

 

 

 

最後αのポイントとしてゴールは

ゴールテープの1メートル先に考える事。

ついついゴールテープが近づくと安心して気を緩めがちですが、本当のゴールは1メートル先であるようなイメージを持ってゴールテープを突き抜けると最後の最後まで全力で走りきる事ができタイムの短縮に繋がります。

 

どれも簡単なコツではありますが、ちょっとした工夫で「速くなった!」と実感し自信をもってかけっこに挑めるようになることが一番大切です。

そのためにもポイント捉えて走れているか一緒に確認をして、万全の状態で当日を迎える事が出来るようお子さまをご家族みなさまでサポートしてあげてくださいね。