技術開発課 2021年入社
小東 千里
技術開発課 2021年入社
小東 千里
大学で人間工学を学んでいる頃から、将来はものづくりに関わりたいと考えていました。特に日常生活に役立つものをつくる仕事がしたいと思った時に、靴は毎日身につけるものですし、そのもののよさがより実感できると思い、ムーンスターへの入社を決めました。
あと、私の地元が鹿児島なので、同じ九州で働きたいというおもいもありました。
私は入社からずっと、素材に関する業務を担当してきました。
具体的には、靴のアッパーに使われる材料の試験後の判定であったり、材料に問題があった時の改善方法を検討したりする仕事です。
まずは素材のことを学ぶところから始めました。
綿やポリエステル、ナイロン、合成皮革などさまざまな素材がありますが、靴をつくるエ程で受ける影響や製品になった状態を考慮して、使えるか使えないかを判断していきます。そのために、素材ごとの特性を知ることがとても重要になってきます。
素材に関する知識や素材の試験機の使い方などは先輩に教えていただきつつ、工場で実際に素材が使われる現場を確認しながら、経験を積んでいきました。
現状に満足しないことが大切だと思います。
私はもともと国内の工場で使われる素材の業務を担当していたんですが、今年から海外の工場を担当することになったんです。
まだまだ未熟なところはあるんですが、そのうち海外の工場の業務に慣れてきたとしても、常に問題意識をもって取り組むことで、よりよい結果が出せるんじゃないかと思っています。
使用を予定していた素材に問題があるとわかって、ほかの素材を変えないといけないとか、重要な案件が発生した際に、代替案を出して、企画担当の人に内容を変更していただいて、それが無事に製品になった時などは、「自分の力が活かせた」と達成感があります。
あとは電車の中とか、日常生活で自分が関わった靴を履いている方を見かけると「あぁ、がんばってよかったな」って思います。これって、きっと"メーカーあるある"ですよね(笑)。
海外の工場で使われる素材の知識をもっと増やして、ムーンスターの海外製品のスペシャリストというか、社内でも頼られるような存在になりたいと思っています。
先日、初めて中国の工場を見てきたんですが、聞いたり調べたりして知っていたことよりも、もっと多くのことを知ることができたんです。自分で現場を確認して、仕事のおもしろさも広がりました。
サッカー観戦が趣味なので、ほぼ毎週末、隣町がホームタウンのプロサッカーチーム「サガン鳥栖」の応援に出かけています。
社内のサッカー好きが集まって、フットサルをすることもありますよ。フットサルでは、職場では関わらない部署の人とも交流できるので、輪が広がって楽しいです。
あとは、年に1〜2回ほど、マラソン大会に出場したりも。
大会には、同期と一緒に出場することもあります。
自分の意見を上司に話しやすい社風であることと、福利厚生がしっかりしているところです。残業もそんなに多くないですし。
誕生日の月にバースデー休暇もとれるんですよ。私は毎年とるんですけど、バースデー休暇と週末につなげて遠出して、サガン鳥栖のアウェイ戦を観に行ったりしています。
就職活動は、自分の"軸"を自分で決めるのが大事かなって思います。ここに住みたいとか、この仕事がしたいとか、ここだけは絶対に外せないっていう目標を自分で決めることです。
親が言ったからとか、友だちが近くに住んでいるからとか、誰かの軸で就職先を決めてしまうと、自分で自分の仕事に責任をもてないような気がするんです。私は自分で、ムーンスターで働きたいと決めたので、いまもここで仕事をしていて楽しいなって思っています。